【名前】
早蕨 二郎(さわらび じろう)
【年齢】
10代後半。
14で成人なので、そのあとは戦争に次ぐ戦争ということもあり、基本数えていません(本人が)。
一応設定としては19。
【身長と体重】
178cm 細身。
必要最低限の筋肉しかついていないので、見た目ひょろいです←
が、筋肉はついてます。
【カラー】
イメージカラーは灰桜、黒紅、白。
肌は黄色人種のなかでも白い方。髪、瞳は黒。自分で塗るときは少しだけ黄色を混ぜてます。
獣化時の毛並みは濃灰、瞳は琥珀になります。
【種族】
異界種/ライカンスロープ。ステレオタイプの狼男です。
スタ学世界のワーウルフとは少し違います。
月のある夜に限り自由意志で姿を変えることができますが、脳みそも本能も何もかも狼になってしまって理性がぶっとぶので極力変身しないようにしてます。薄ぼんやりと記憶は残るようです。
ちなみに能力値ですが、スタ学に来てからは減少しているものとします。
この世界のワーウルフとガチンコで戦ったら負けます。
人間としての能力値は軍人レベルです。種族補正は特になし。
【家族構成】
妹と二人きりです。
父は戦死、母と兄は病死。
幼い妹を男手一つで育ててきたので、大変過保護です。
ある日剣術の師範が妹に求婚しようとしたと聞いて全身全霊でぼこぼこにしてきたぐらいです。
それ以来巷では「般若様」と呼ばれるようになったとかならないとか。
【グリーン大陸にぶっとばされた直後】
老夫婦に世話になったようです。
最初は戦争時から突然平和な場所にきたことによるパニックと、仲間を次々に失ったショックが大きかったこと、小百合さんや家族ともう会うことも出来ないという現実を受け入れられず、言葉も通じず、元の場所に戻る方法もわからず、大変荒れていました。
が、心優しい老夫婦に少しずつ言葉を教えてもらい、今ぐらいまで落ち着いています。
何かきっかけがあればぶり返しかねない危うい均衡からは少し脱した模様。
【備考】
戦地の真っ只中で消えたため、戦死扱いされています。
【国について】
極東の島国。住まう種族は全て戦闘種族たるライカンスロープであり、黒髪黒目、黄色人種が主。
人間=ライカンスロープ。それ以外の「人間」は原則存在しません(犬とか猫とか動物は別)。
鉄鋼などの資源が豊富にあるため、他国から狙われやすい半面、小国ながら列強と渡り合えるだけの力を持っています。
文化については、大正~昭和初期ぐらいを想像してもらえれば。
春夏秋冬季節の変化が激しく、冬は戦争がとまるほど。
男子は12歳で軍役につき、14歳で成人。
12になった時に親同士の決め事で許婚が出来ます。
女子は軍役はなし。戦線が本土に移った折には救護等でかりだされることも。16歳で成人。
平均寿命は相次ぐ戦争のせいで40代後半。
【結婚について】
基本親同士が決めた許婚と結婚します。自由恋愛は禁止。
二郎の場合は幼馴染の小百合さん。
年齢上、二郎は成人であり結婚が可能だったのですが、小百合さんが16歳になるまで待っていたので未婚です。
親の決めた許婚といえど、二人にとっては望ましいものだったようです。
【軍について】
12歳以上の男子が軍役につきます。
12歳~14歳が少年隊、14歳~が青年隊、16歳以上で階級がつきます。
特に軍功の高いものは16歳以下でも階級、役職につくことが可能です、が、滅多にいません。
少年隊は後方援護が主で、戦闘に出る事はほぼありません。兵糧を運んだり、負傷兵の救護を行ったりです。軍服の色は若葉色。
青年隊は16歳以上の隊長格の元で兵士として戦闘に出ます。軍服は松葉色。階級に応じて腕章などがプラスされます。
このほかに、軍規を正す存在としての組織があり、軍功高く軍規を守り、忠誠の高い者が選抜され、任につきます。軍服は柳鼠色。
二郎は少年隊⇒青年隊⇒グリーン大陸ににぶっとばされる です。
ほの暗い軍隊生活なので、色々とありましたが、飄々と生きてきました。
【軍の支給装備と戦闘】
刀が一振りと、短刀が2本、携帯食料と水筒、軍服と軍帽、あと自決用の拳銃がひとつ。
戦闘は基本刀を用いて行いますが、奇襲や夜襲などのゲリラ戦では獣化して行う事もあります。
序盤はそうして勝利を収めてきましたが、徐々に無効化されていきます。
【敵国について】
色々な国に攻められていますが、最後に攻めてきたのが北の大陸にある教主国。
女王兼教皇の下に統制された軍隊と、豊富な資源、兵器でブイブイいわせてる国です。
国家元首たる女王以下、要職には女性が着くことが多く、軍服から何から華美で豪奢です。
見た目に伴った実力を持つ国です。
騎馬隊による突撃と、銃火器による一斉掃射が主な戦術。
騎馬隊突撃時にはずらりと一列に鉄甲騎馬が並び、短く厳かに聖歌を歌いあげたのち、「我らが女王に栄光あれ」の声と共になんかすごい勢いで突撃してきます。
士気は非常に高いです。
【外村家】
父、長男(外村 幸輝)…戦死
次男(外村 虎二)が農家に婿入り
三男(外村 鈴太郎(上官殿))…出征中、行方不明
長女(外村 小百合(二郎の許婚))
仲睦まじい一家でした。力関係は末っ子の小百合さんが一番上。
上官殿が兄だというのは二郎にはひみつ。二郎さんは似てないから気付いてません。
【外村 小百合】
16歳。
幼馴染の許婚。許婚なので手を握るぐらいまでしかしていません。
小さな頃から一緒にいましたが、言葉を交わすようになったのは二郎が12になり、許婚となってから(婚約が決まるまでは幼馴染といえど男性と言葉を交わすことははしたないとされたからです)。
生まれつき身体が弱く、あまり外に出ることはありませんでした。
それでも二郎が出征の際には、病で重い身体を引きずって挨拶にいったとか。
二郎の初恋の人で、ずっと憧れの女性でした。
心優しく、芯の強い女性です。
二郎戦死の報を聞いたあとは、「20になっても二郎様が戻らぬならば、出家いたします。それまでお世話になります」と半ば強引に次男:虎二の家に居候しています。
【外村 鈴太郎】
24歳。
小百合さんの兄にして、二郎の上官です。
若年ながらひとつ隊を任されています。が、正規軍と一緒に進むのがなんか気に入らないらしく、特例で遊撃隊としてゲリラ戦を展開する事が多いです。
戦歴はすさまじいものがありますが、本人は忘れていたり。
無茶苦茶をやりつつも、その破天荒さの割には部下に好かれていたようです。
戦の最中、負傷し、刀を二郎に託して崖下へ転落。遺体は見つかりませんでした。
【外村隊について】
総員6名。
斉藤数清を除き、全員が戦死或いは行方不明となっています。
・外村 鈴太郎(とのむら りんたろう)
・早蕨 二郎(さわらび じろう)
・加藤 大悟(かとう だいご)
・朝倉 悠馬(あさくら ゆうま)
・蔚木 勝(うつき まさる)
・斉藤 数清(さいとう かずきよ)
それぞれ階級はあったものの、基本知人友人同士であったこと、隊長の鈴太郎自身が適当なために、上下関係などは厳しくはなかったようです。

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